偏頭痛の治療は信頼できる医院選びから【回復する楽しみを得る】

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二番目に多い頭痛の対処法

医者

頭痛の種類には、元になる病気があるものとないものがあります。後者には緊張性頭痛、偏頭痛と群発頭痛があります。これらのうち最も多いのは緊張性頭痛で二番目に多いのが偏頭痛です。痛みが軽ければ、イブプロフェンやアセトアミノフェンなどの鎮痛薬をのんで暗くした部屋で休むと落ち着くことがあります。これで痛みがとれないときには、神経内科や心療内科、頭痛外来を受診する必要があります。強い偏頭痛を和らげる治療には、脳血管を収縮させ痛みの経路を止めるスマトリプタンなどのトリプタン製剤が使われます。この薬は錠剤に加えて鼻スプレーや注射としても使用されます。偏頭痛の前兆として頭皮などを触るだけで痛みを感ずる皮膚異痛症を伴う場合には、頭痛発作が強くならないうちに治療を始めると効果が速く長続きするという報告があります。トリプタンの副作用には吐き気などがあり、脳卒中や心臓発作の危険性があるヒトには勧められません。脳周囲の血管を収縮する作用のあるエルゴタミン製剤も、偏頭痛の痛みを予防することができます。副作用が少なく効果が強いジヒドロエルゴタミンが使われます。妊娠や授乳している女性、アレルギーがある場合、心臓病、脳卒中、高血圧、高脂血症、重い肝臓や腎臓の病気、糖尿病や重大な感染症があるヒトには使えません。エルゴタミンと一緒に特定の鎮痛剤や抗生物質などを使用すると危険な副作用をおこすことがあるので、ふだんのんでいる薬を医師に知らせる必要があります。吐き気を伴う偏頭痛には、メトクロプラミドなどの制吐薬が使われます。

偏頭痛を予防するには、まず誘因となる特定の食べ物、飲み物や服用している薬などを避けることが大事です。水分を十分に摂り定期的な運動をしてストレスを減らし、睡眠をたっぷりとります。偏頭痛が激しく頻繁におこり長時間続いたり、頭痛以外に点滅した光が見えるなどの症状を合併して日常生活に支障をきたし、上に記載した治療薬の効果がなかったり副作用が強いときには予防薬の服用が必要です。この一つに心拍数を減らすことによって血圧を下げるプロプラノールなどのβ遮断薬があり、錠剤の形で毎日服用します。この薬によって偏頭痛の頻度や重さを減らすことができます。ただし喘息、慢性閉塞性肺疾患や糖尿病のヒトには使えません。なかには服用によって手足の冷え、不眠や疲労感がでるヒトもいます。塩酸ロメリジンなどのカルシウムチャネル拮抗薬には血管を広げる働きがあり、偏頭痛の予防治療薬として症状を軽くするのに役立ちます。なかには疲労感、めまいや便秘が顕れるヒトもいます。やはり血管を広げる作用がある降圧剤のアンジオテンシン変換酵素阻害剤であるリシノプリルも、偏頭痛の長さや重さを減らすのに効果があります。また血管を収縮させるセロトニンの働きを抑えるアミトリプチリンなどの抗うつ剤も、うつ病の治療に使われる場合より少ない量が偏頭痛の予防に使われます。副作用は眠気、ドライアイ、口内乾燥、便秘、体重の増加や眼のかすみです。サプリメントとしては、リボフラビン、コエンザイムQ10やクエン酸マグネシウムなどに一定の効果があるという報告があります。いまは心療内科含めて頭痛治療に薬物療法が用いられていますが、きちんと医師が処方した量を飲むようにしましょう。また医師選別のときにも、きちんと薬の成分などを細かく説明してくれるところを選ぶと安心でしょう。

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